ブロックチェーンとIoTを使っての中小店舗向け独自通貨を発行プラットフォーム

プライベートブロックチェーンで独自通貨の発行と送受信のできるiOSアプリ「カウリー1.0」が実店舗3店での実証実験を開始

プライベートブロックチェーンとは?


ブロックチェーンの技術では、パブリックチェーンとプライベートチェーンがあり、大きな違いは誰が取引の承認を行うかいう点です。たとえば、ビットコインやイーサリアムはブロックを承認するのは、ブロックチェーンに参加している不特定多数のノードおよびマイナー(採掘者)で誰でもがその承認に参加できます。かたやパブリックチェーンは、不特定多数でなく限られたノードのみが承認を行うクラウド型のブロックチェーン技術になります。よく言われる表現としては、パブリックブロックチェーンは非中央集権型でプライベートブロックチェーンは中央集権型と言われます。

IoTとは?


IoTは、インターネットオブシングスの略で物とインターネットが繋げる技術のことを言います。例えば、冷蔵庫がインターネットにつながり中身を外部から確認できるなど従来インターネットに繋がっていなかった物が繋がることをで実現するモデルをIoTと呼びます。通信においては、インターネット通信は通常HTTP技術を利用するのですがIoTにおいてはより軽量なIoT技術(MQTTプロトコル)を採用し、軽量かつ高速な分散型の通信ネットワークを構築することができます。

「カウリー1.0」が提供する仕組み


「カウリー」は小零細企業や個人が独自の仮想通貨(電子マネー)を発行できるアプリです。「カウリー」アプリは、発行された仮想通貨のワレット(財布)としても機能し、店頭でのキャッシュレス決済に利用でき、「カウリー」の導入費用および決済手数料は、規模の小さい店舗や個人であれば、無料となる計画のようです。中規模以上の店舗を対象とした有料プランでも、定額制をとり、決済金額に連動しない料金体系としているようで仮想通貨の作成は誰でも可能で、審査などはないようです。

主な機能
1.仮想通貨をつくる
お店は、独自の仮想通貨を発行することができ、お客さんに配布(販売)することができます。
2.仮想通貨をあげる
独自の仮想通貨をもらった店のお客さんはお店にあげる(決済や割引として利用可)ことができます。
3.仮想通貨をもらう
独自の仮想通貨は、お店やサービスを使っている家族や友人からもらうことができます。

実際の利用計画
店名:マイトパルタ
業態:カフェ
独自通貨名:パルタ
* 1パルタは1円でご利用いただけます。
* 現金価格260円のワッフルを、250パルタで販売しています。
* パルタのチャージは3000円以上です。
* 5000円以上のチャージでボーナスがつきます。5000円のチャージで5250パルタをお渡しします。
* 10000円のチャージで11000パルタをお渡しします。

中小規模の店舗で利用できる意義


昨今、キャッシュレスという言葉がトレンドワードになっており、最近話題になったpaypayのプロモーションで大きな話題を呼んでいる。ブロックチェーンにおいては仮想通貨がキャッシュレスの通貨になることが大きく期待されている。中小店舗においてはまだまだ仮想通貨(電子マネー)で決済するというのはハードルが高いが価値が一定しているものの仮想通貨やブロックチェーンというものがどういったものであるかを知る機会として知りうるサービスとしての意義のあるものになってくれることを期待したい。

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