Dapps(分散型アプリケーション)とは?その仕組みや特徴について解説

Dappsと呼ばれる分散型アプリケーションをご存知でしょうか?昨今ではブロックチェーンゲームなどにも利用されているDappsの仕組みやメリットについてご説明致します。

Dappsとは?

Dappsとは(Decentralized Applications)の略で、つまり「非中央集権・分散型アプリケーション」のことです。
特にゲームを例とした場合、今までのスマートフォン用ゲームは中央集権的なものが大半でした。中央集権的というのは、ゲームの管理者が存在(ゲーム会社など)し、そのゲーム内データは特定のサーバー上に保管されていることから、運営サイドがいくらでも仕様を変更できたりゲームそのものの運営を放棄してしまうということが出来てしまいます。

Dappsの定義とは?


ひとえに分散アプリケーションといっても、世の中には様々な形態が存在します。
そのため、Dapps(Decentralized Applications)であるための定義として以下がDavid Johnston氏により提唱されています。

  1. アプリケーションは完全にオープンソースかつ自動で運用されており、トークンの大多数を管理する存在がいない。また、市場からのフィードバックを受けてプロトコルの改善は行われるが、全ての変更はユーザーの合意のもとで決定されなければならない
  2. 運用のデータや記録は暗号化されたうえでパブリックな非中央集権型のブロックチェーンに記録されていなければならない
  3. アプリケーションの利用にはトークンが必要であり、そのトークンはアプリケーションの価値向上に対する貢献の見返りとしてマイナーに支払われる
  4. トークンはビットコインのProof of Workのように標準的なアルゴリズムに従って生成されなければならない

Dappsの活用事例

Dapps(Decentralized Applications)はゲームや取引所など様々なジャンルで利用されていますが、本記事ではその代表的な事例やサービスについてご紹介致します。

cryptokitties


ERC721というイーサリアムのトークン規格を用い、ブロックチェーン上で猫を飼育・配合することができるコレクションゲームです。
Dappsゲームというジャンルを築いたと言っても過言ではないこのゲームは、現在時点でも世界1位、2位を争っている非常にユーザーの多い人気ゲームです。

DEX(分散型取引所)


分散型取引所とは、中央管理者がいなくても仮想通貨の取引が可能な取引所、つまり非中央集権的な取引所のことです。
中央管理者が存在していないということは、ユーザーが自ら秘密鍵を管理しながら取引を行うことが出来ますので、上記した中央集権型取引所に存在するハッキングリスクを解消することが出来ます。
昨今では国の規制等により取引所が閉鎖・一部の国で停止するようなニュースが起きていますが、国が規制することで分散型取引所が閉鎖するような事態は考えにくいため、そういった要因もメリットの一つと言えます。

このようにDappsは仮想通貨やブロックチェーンの特徴をうまく活かすことで、様々なジャンルで使われている仕組みです。
暗号通貨元年と言われた2017年ももうすぐ終わろうとしていますが、今後は価格だけでなく技術的な発展にも期待していきたいですね。

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