絶対投資してはいけない暗号資産の高利回りのHYIP(ハイプ)案件

最近よく聞く話で暗号資産を投資して高利回りのリターンが得られる詐欺案件が多く出てきておりLINEやSNSでその情報を頻繁に見るようになりました。これまでは法定通貨で投資を募っていた高利回りをうたっていたHYPE案件も暗号資産の登場によりグローバルに投資を集めやすい状況になっています。

HYIPとは、高利回りの投資案件投資で年利1000%以上の高い利回りの配当を得られる投資案件をうたっています。しかし、基本は詐欺を目的としたものになりますので、暗号資産だからHYIP案件の投資が成り立つかでいうと決してそうではありません。

HYIPとは

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HYIP(ハイプ/High Yield Investment Program) とは、高利回り案件のことを指します。HYIPに資金を預けているだけで自動的に毎日配当を受けられる仕組みで、一般的な日利よりも遥かに高い日利1〜7%あたりの案件がいくつも存在します。

例えば、日利1%で100,000円を預けていれば毎日1000円の配当を得ることができますので、30日間続ければ3万円の利回りになります。

「HYIP案件はなんで高利回りなの?」

「HYIP案件はリスクでなくギャンブルである」

株やFXなどの金融取引でもここまでの利率が良い案件はありませんし、暗号資産投資だから高配当が出せるというものではありません。日利だけを見て判断すれば非常にお得な投資と言えます。しかし、HYIP案件は、価値は関係なく詐欺であるという判断で投資でなく運営者が突然いなくなるギャンブルなので絶対に投資しないでください。

よくあるHYIPの2つの仕組み

HYIP案件の主な仕組みは以下の2つに分類されます。

・ポンジスキーム

・ねずみ講

順に解説します。

ポンジスキーム

ポンジスキームとは、高利回りの資産運用が可能と謳っておきながらも、実際には運用をせずに新たな出資者からの出資金を配当金として既存の出資者へ配って安心させ、最終的に姿を消す詐欺行為です。

このように振舞うことで実際に運用利益が出ているかのように出資者に思わせることができます。

しかし、新たな出資者がいる間は配当金を回すことはできても、最終的には新たな出資者を獲得できない時期を迎えるため、最後に出資した者は配当金を得られずに、運営側の詐欺グループに資金を持って姿を消されてしまいます。

さらにマーケティング手法としてMLM(マルチラインマーケティング)いわゆる「ネットワークビジネス」と呼ばれている、勧誘活動を通して行われます。

ねずみ講

ねずみ講は「無限連鎖講」といった違法行為で、よくMLMと混同して認識されます。

MLMは新規顧客を獲得すれば紹介料として報酬を得ることができますが、ねずみ講では新規の出資者が支払った一部の資金が報酬になるという違いがあります。

ねずみ講もポンジスキームと同じように、出資金がプロジェクトの運営に使われることはなく、出資者が途絶えた瞬間に終わります。

HYIP案件の詐欺

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HYIP案件の実例は以下のようなものがあります。

・D9クラブ

・ビットコネクト

・ライトライズ

順に解説します。

D9クラブ

D9クラブは2003年にブラジルで設立された会社で、船舶の貨物に関する投資で日利10%という莫大な収益を出したと言われています。D9への出資者は会員になることで利益の1%を配当として受け取れる仕組みです。

実際に、ビットコインなどの暗号資産での入出や配当金の支払いも問題なく行われており、日本でも有名ホテルにて大規模なイベントが開催されていましたので、多くのユーザーが信用してD9クラブへ投資をしていました。

しかし、最終的には配当が停止し、出資者は投資した資金を失いました。

ビットコネクト

ビットコネクトはビットコネクト社が開発した暗号資産で、資金の保有と貸付で得られる金利の高さから多くのユーザーがビットコネクトに投資をしました。

しかし、2018年1月に業務停止命令を受けたことをきっかけに取引所の閉鎖を発表しています。そのため、ビットコネクトの価格も暴落し、出資者も投資した資金を失いました。

ライトライズ

ライトライズは高速道路のスピード違反を検挙する用のセンサーを開発し、違反金の40%がイギリス政府から受け取れるという投資案件でした。

しかし、2017年3月から出金ができなくなり、多額の出資金を抱えたまま姿を消したため、詐欺案件とされています。

まとめ

・HYIP案件は通常の投資案件よりも何倍も高利回りをうたっているが詐欺である。

・詐欺を目的としたHYIP案件の運営会社が突然姿を消す前提で運営されている。

・暗号資産を使ったHYIP案件は収益が出ると勘違いするよう説明されている。

上記のようにHYIP案件が騙す実例について紹介しましたが、決して投資として見ずに

知り合いから誘われても決して投資をしないで、収益から配当を出す暗号資産の取引所など実際に見える形で運用されているサービスを通じて得た収益から投資家に収益を還元するプロジェクトに投資した方がより確実に資産を増やすくことができますのでそのようなサービスやプロジェクトをリサーチして投資することをお勧めします。

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