相場を占う兆候とは?靴磨きの少年が意味するバブルと暴落

みなさんは、大恐慌を事前に察知した逸話である靴磨きの少年の話をご存知でしょうか。
本記事では、この話を元に、仮想通貨がバブル崩壊に近づいているのかを解説します。

靴磨きの少年の話


1929年のニューヨーク株式市場大暴落の直前、アメリカは空前の株式ブームでした。そんな中、ジョセフ・F・ケネディ(第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの父親)も株式投資で大成功を収め、巨万の富を築き上げました。
ジョセフは「あること」をきっかけに大暴落を予想し、それを切り抜けた、と言われています。その逸話が靴磨きの少年の話です。
ジョセフはある日、路上で少年に靴を磨いてもらいました。その最中、靴磨きの少年がこんなことを言ったのです。
「おじさん、ここだけの話、今○○の銘柄を買っておけば絶対儲かるよ!」
ジョセフはこの少年の言葉を聞き、「靴磨きの少年まで株の話をするなんて異常だ、この後に株を買う人はもういない、ここが天井で株価は暴落する!」と考え、すぐに株式を売り払い、難を逃れたと言われています。

仮想通貨における「靴磨きの少年」は誰か

この逸話を元に、仮想通貨のバブルについて考えてみましょう。
仮想通貨市場は2017年、「仮想通貨元年」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せました。ビットコインが日本円で200万円を超えただけではなく、数多くのアルトコインが爆発的な価格上昇を見せ、時価総額も急激に増え、投資資金が数十~数百倍になった投資家も少なくありませんでした。
しかし、2018年初頭から巨額のハッキング、中国の規制、テザー騒動など数々のネガティブな出来事が起こり、ビットコインの価格は半分以下にまで下落しました。
こんな価格の暴落を見て、さらにテレビや巷で「仮想通貨」という単語を多く目にするようになってきた今、「仮想通貨バブルはもう崩壊に向かっているのでは?」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、仮想通貨における「靴磨きの少年」とは誰なのでしょうか
仮想通貨の場合、従来の金融商品と違って「お金をあまり持っていない若者」が該当するわけではありません。仮想通貨は少額から投資が可能ですし、若者の方が新しいものに敏感で手を出しやすいからです。
つまり、その真逆である「仮想通貨から最も縁遠い人々」がこの場合の「靴磨きの少年」であり、それは新しい情報を取り入れづらい高齢者です。

仮想通貨のバブル崩壊はまだ先


現在仮想通貨はその単語こそ多くの人に知られるようになったものの、仮想通貨自体の知識を持っていたり、実際に保有していたりする人はごく一部にすぎません。
未だ、多くの人にとって怪しいもの、得体のしれないもの、という認識です。
その現状が一変し、お年寄りまでみんなが仮想通貨に投資を始めるようになった頃がまさにバブル崩壊の兆しと言えるのではないでしょうか。

このように、過去のバブル崩壊の流れを見ることで現在の兆候から市場の未来を予想することが出来ます。自分が投資している商品が世間でどのような認識なのかを常に把握しておきましょう。

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