CROSS exchangeがトロンとBitTorrentの上場スケジュールが決定!と発表
2019.02.21
中東のアゼルバイジャンに拠点を置いているCROSS exchangeがトロンとBitTorrentの上場日を発表しました。2月17日に公式ウェブサイトにてTRXとBTTの情報を発表しましたが、それぞれ正式な上場スケジュールが決定したようです。
目次
CROSS exchangeとは
アゼルバイジャン政府に初めて認可を受けた暗号資産取引所で取引所マイニング機能を実装しマイニング収益のパフォーマンスの高さにおいては多くの投資家から高評価を受けている。CROSSによって発行されたXEXトークン(XEX)は、CROSS exchangeが発行し各ユーザーが配当を受ける権利発生し、昨日コインマーケットメディでもテクニカル分析を行いました。
XEXトークン(XEX)テクニカル分析
【押し目買いの13時】XEX「安定的な上昇トレンド」の継続を示唆
上場スケジュール
通常取引所に新たな暗号資産が上場される場合は、通貨の価格が上昇することが多いため、
価格を押し上げる局面があるかもしれませんので上場スケジュールはそれぞれご確認ください。
トロン(TRX)上場スケジュール
2/27 13:00 入金開始
2/28 13:00 取引開始
BitTorrent(BTT)上場スケジュール
3/1 13:00 入金開始
3/2 13:00 取引開始
上場されるトロン・BitTorrentとは?
今回上場される暗号資産はTRXとBTTの2つです。TRXは知名度も高いため、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?BTTは1月末にICOを行ったまだ新しい暗号資産ですがBinanceのローンチパッドで初めてICOを行った暗号資産で、15分で8億円を超える金額を集めた話題性の高い通貨です。とはいえCROSS exchangeへの上場をきっかけにこの2つの暗号資産に興味を持つ方もいるのではないかと思いますので、TRXとBTTそれぞれについてご紹介します。
トロン(TRX)
トロンはクリエイターが誰でもコンテンツを提供できるプラットフォームを目指して開発された暗号資産です。2019年2月20日時点でのCoinmarketの時価総額ランキングによると、第9位に位置付けられるほどの価格になっており、暗号資産の価格が軒並み下がっている現在でもICO時の価格と比較すると約14倍前後を保っています。
秒間2000トランザクションを捌くことが可能な取引スピードを備えており、TRXをベースに開発されたDappsは176種類を超えています。
より詳しいトロンの情報は以下にでまとめています。
暗号資産のTRON(TRX)とは?その特徴を紹介
BitTorrent(BTT)
TRXをベースの暗号資産で、公式のウェブサイトによると中間業者を通すことなくクリエイターとファンが直接繋がることができる経済圏を作る目的で開発された様です。
ファイル共有P2Pソフトとして有名なBitTorrentが行ってたICOで、冒頭でも簡単に説明しましたが、バイナンスのローンチパッドを利用してトークンセールを行った初めてのプロジェクトになります。暗号資産自体の市場が下がり続ける中、僅か15分の間に8億円以上資金が集まりました。BinanceのCEOの公式twitterによるとシステム障害がなければ8秒でセールは終了していたと豪語するほどのアクセスが続いていた様です。
より詳しいBitTorrentの情報は以下にまとめています。
暗号資産のBitTorrent(BTT)とは?その特徴を紹介
TRXとBTTは同じ系列会社
実はTRXはBitTorrentという人気ファイル共有ソフトの会社を2018年に買収しており、子会社化しています。そのため今回のTRXとBTTの上場は、両方の暗号資産のトップが同一人物かつ同じグループ会社(Justin Sun)の2つの暗号資産が同時期の上場が叶った事になります。
既にそれぞれの通貨はBinanceやOkexを始めとする複数の有名な取引所に上場済みで、通貨の背景や既に稼働しているプロダクトから多くの信頼を勝ち取っているため、納得の上場と呼べるのではないでしょうか。
オフィシャル発表は以下をご覧ください。
口座開設がまだの方は以下より行なってください。
https://www.crossexchange.io/cross/vip/uo?invite=1OSjeyDuFdE
まとめ
BTTは知名度こそ高いわけではありませんが、BitTorrentと聞けば聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。BTTの性能がどの程度高いのかは正直まだ未知数です。TRXは過去にホワイトペーパーの盗用疑惑が払拭されていませんし、TRXを一番保有している人は15%以上を一つのアカウントで所有していたりと不安材料は確かに有ります。
しかし、TRXは既に多くのプロジェクトがTRXベースでDappsを作成したり、支払いのために活用していますし、BTTは母体となるファイル共有ソフトが有ります。少なくともこれからサービスの開発を計画しているプロジェクトよりは流用性があるのではと思いますので、今後の活躍に期待です。